台湾の原住民と日本の深い歴史のある「霧社」に行ってきました。台湾の田舎をバイクで巡る旅14「台湾留学353日目」

こんな綺麗な日月潭を見た後は次の目的地へ。

 

今回はずーっと山を上っていきます。

目的地はこの山の更に向こう。
山奥です。

 

1時間半くらいかな。
今回のバイク旅の目的地の一つ「霧社」に到着てす。
この「霧社」、1930年日本の統治時代に霧社事件という最大規模の抗日蜂起事件が起こった場所でもあるんです。
日頃の原住民に対する待遇や差別、そして過酷な労働。
あることをきっかけに原住民300人ほどが学校を襲撃、日本人が132人、台湾人2人が亡くなったんです。
ですが、この後日本軍や警察は武力による鎮圧を開始。
結果、700人もの原住民が殺される、もしくは自殺したそうです。
※毒ガス使用疑いもあったとされる。

その後もこの事件による影響で原住民同士の殺し合いもあり、約200人のセデック族の人たちが亡くなったそう。

 

こんなに大きな事件。
とても簡単に書いてますが、映画「セデックバレ」を観ると当時の状況、そして背景等が分かりやすいのではないかと思います。
ただ生々しいシーンもあるので苦手な方は気をつけてください。(後半はアクション多め)
 

そんな霧社事件があった霧社の村をまわってみることにしました。
霧社はとても小さい町?村で離れたところにも小さな集落が転々としています。
ここは霧社の中心地。

 

そしてますばここ。
今は電力会社の土地となっていますが、ここが霧社事件の発生場所、元々学校があった場所です。
ここで日本人が132人、台湾人2人が亡くなりました。

 

ここはセデック族、マヘボ社の指導者モーナルダオの墓と記念碑がある場所。

 

モーナルダオの像。
彼は日本側からすると事件の首謀者、台湾からすると英雄です。

 

他にも日本に抵抗するセデック族の像などがありました。

 

ちなみに近くの日本人を祀る墓にも行ってみましたが、なぜか草だらけ。
調べると、戦後日本が撤退したのちにこのお墓は国民党に撤去されたそう。
残念。

 

そして霧社の村を少し上がっていくと台湾のお寺がありました。
昔は日本人が建てたお寺があったそう。

 

ちなみにお寺の下には階段と鳥居。
ここは霧社事件があった後、日本人によって殺された原住民の人たちの首が並べられたとされる場所だそうです。
そんなことがここで起きたなんて考えられないほど静かで澄んでいる場所。

 

霧社から見渡せる景色。

こんなに綺麗で美しい景色からはほんの90年前にこんなことが起きたなんて想像も出来ないほど。
ここで狩りをし、生活をしていた(いる)原住民。
そして日本が統治し、そこでもまた暮らしていた日本人、そして台湾人。
原住民と結婚した日本人も少なくなかったそうです。
そんな歴史のある村「霧社」。

 

最後は自然史教育館という場所に。

 

様々な原住民の資料があるとともに、事件のことも書いてありました。
当時の写真もあり、当時の雰囲気、そして生々しい事件後の様子も知ることが出来ます。

 

最後はセデック族の入れ墨体験。
周りには誰もいないのでやってみましたが、犯罪者のようになり一人で苦笑い。
遠めに撮りました。

 

そんなこんなで時間も夕方。
自分の寝る場所も探さないといけないので、この近くにある温泉地に行くことに。
霧社近くには温泉地がいくつかあって、まずは「廬山」という温泉地に行くことに。

 

温泉地ということもあり旅館がたくさんありましたが、営業していないところが半分くらいかな。
廃墟が多くてびっくり。

 

ちなみにここは馬赫坡部落。
セデック族の人たちが住む集落。

 

更に奥に進むと相当な山道になってバイクでは進むのがやっと。

 

ちなみにここは馬赫坡古戦場という場所。
名前の通りセデック族が最後の抵抗をした場所。

 

記念碑などがあるそうだけど、見つけれたのはこれだけ。

数少ない他の方のブログでも見つけるのは大変そうでした。
あとは犬に相当吠えられます。。

 

そしてそこから少し移動してもう一つの温泉地、「春陽温泉」。

この辺りの旅館も廃業しているところが多いけれど、自分はどうせ泊まれないのでキャンプ場を探します。
ちなみにこの辺りにはキャンプ場がたくさん。
ただ全回のようにやっていないところがほとんど。
でも今回はすんなりと決めることが出来ました。

 

ここ。
お客さんはいつも通り誰もいません。
ちなみにここはセデック族の本当に優しいおばちゃんがいるキャンプ場。
日本から来たと言うと、去年に阿蘇に行ったとか、温泉に行ったとか。
とにかくいろいろなことを話してくれ、気にかけてくれました。

ここは温泉付きなんだけど、一週間前にやってきた台風以来お客さんが来ていないため落ち葉でいっぱい。
シャワーで済ませました。

 

ちなみに可愛い猿が飼われていたのにはびっくり。
横にあるのはとうもろこしとぬいぐるみ。笑

そんなこんなで今日はここで一泊。
霧社に来ることによって、あの事件がこんな場所で起きたんだと知れた一日。
日本人としてとても複雑な立場であるし、ましてやセデック族のおばちゃんの所でお世話になることもとても複雑な気持ちではあったけど、おばちゃん、その他の家族の方にいろいろと気にかけてもらい無事に1日を終えることが出来ました。
事件のことはネットでも調べられるし、映画でも観れる。
ただ実際の場所には来てみたかった。

 

実際に訪れた霧社はとてつもなく綺麗で

 

幻想的で。
実際に来ることで当時の空気が少しでも感じられたような気がします。

あんな事件があったことは想像も出来ない。
片方の立場に立つことはしないけど、これは実際に起きた事件。
いつまでも忘れさせないことが大事だと思っています。
ここに来て本当に良かった。
今回は簡単に霧社のことを書きました。
自分の語学力の無さ、説明不足で疑問に思われる方もいるかもしれません。
ネットには詳しく載っているので興味がある方はぜひ見てみてください。

 

そして今日はそんな霧社で見たこともないくらいの満点の星空の下、眠りにつきます。

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